ご無沙汰してます。吉田です。
お盆過ぎにもかかわらず、毎日暑い日が続いてますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
夏になると私は決まってホラー映画が観たくなります。
なぜなら、ホラー映画を観ると一気に涼しくなるからです。
このお盆休みもホラー映画を3本レンタルしました。
3本中2本は初めから最後まで目が離せないほどの秀作でした。
そして、最後の締めくくりとして選んだのが、フレディ・クルーガーで有名な『エルム街の悪夢』。
カウボーイハットに縞模様のセーター、両手に鉤爪(かぎつめ)と言えば、ホラー映画に疎い方でもピンと来るのではないでしょうか。
『エルム街の悪夢』はシリーズ化されるほどの人気作であり、1作目には若かりし頃のジョニー・デップも出演しているため、期待に胸を膨らませ鑑賞スタート。
ストーリーは幼児を殺害したために焼き殺されたフレディが、夢の世界の殺人鬼として復活し、現実世界の若者を襲うというもの。
夢の世界でフレディに襲われ怪我をすると、現実世界でも怪我が残り、夢の世界で殺されると、現実世界でも死んでしまうため、主人公は恐怖と睡眠不足という点から精神的に追いつめられて行きます。
そんな緊迫したストーリーにも関わらず、なぜか私は退屈な気分になっていきました。
気を抜くとうとうとしてくるのです。
人気作なのに「おかしいなあ・・・」と思いながら観ていました。
しかし、疲れていたこともあり、途中で眠くなってしまったため中断し、翌日途中から鑑賞することにしました。
2日目も途中で何度も眠くなってしまい、ほぼ惰性で観ていました。
なぜこんなに眠くなるんだろうと考えていると、画面のフレディが笑い出したのです。
その時私は漸く気付きました。
「これは罠だ!」
これはフレディが私を襲うための、意図的な演出ではないのかと考えたら、急に恐ろしくなりました。
そこから私は、フレディに襲われまいと、頬を打ちながらなんとか無事最後まで鑑賞することができました。
ホラー映画は初めはあり得ないと思って観ているのですが、ふとしたところから現実味を帯び、徐々に引きずりこまれていくところがたまりません。
皆さんも『エルム街の悪夢』を観る時は、眠らないよう気をつけて下さい。
まだまだ暑い日が続きますので、皆さんもホラー映画で是非涼んでみて下さい。
それでは、また。