桃色片想い

ご無沙汰しております。吉田です。

今年の夏は例年以上に暑かったですね。
夏が好きな私でも熱中症に怯えながら生活しておりました。

こう暑いと、つい冷たいものが食べたくなります。

先日、家族がかき氷を食べたいというので
仙台のかき氷が食べられる喫茶店に行ってきました。

そのお店は中心地からは外れたところにありましたが
知る人ぞ知る、かき氷の名店ということもあり
外にはお客様の列ができていました。

しばらく待って、入店し席に着き
抹茶のかき氷と白桃のかき氷を注文すると
女性の店員さんから白桃のかき氷について説明がありました。

「白桃のかき氷は、
 白桃と他の品種を掛け合わせた「あかつき」という品種の
 枝分かれをした桃を使用していますがよろしいですか」とのこと。

正直なところ、私はスイーツにあまりこだわりがないため
「白桃」→「桃」→「美味しそう」→「注文」
と思っただけでした。

しかし、お店側から言えば
客から「白桃?桃でしょ桃」と食されたのでは
作り手としのて想いは伝わらないわけです。

「白桃」とは言っても「ただの白桃ではなく、掛け合わせで云々…」
と言葉で伝えることで
客は「ただの桃じゃないんだ。白桃と他の品種の掛け合わせで云々…」
という作り手の想いやこだわり、誠実さを感じることだできるわけです。

白桃のかき氷が運ばれて来て一口食べてみて私は思いました。

「美味い!
 これはただの桃のかき氷ではない。
 白桃と他の品種の掛け合わせで云々…なかき氷だと。」
その後、一口一口味わいながら食したことは言うまでもありません。

その後、店主も出てこられて桃の説明をしてくださって
大変印象深い思い出となりました。
作り手のこだわりを知ることでそれが記憶され、満足にもつながると感じました。


営業活動をしていても思うことがあります。
弊社においても、
特訓合宿という特徴的な研修を行なっていますが

「あれでしょ」「いわゆる」「聞いたことある」

と言っていただけるのは大変ありがたいのですが
イメージだけが先行しているなと感じることもあります。

だからこそ営業という仕事を通じて
その効果や想いを伝えていくことが必要だと
感じさせられた出来事でした。

それでは、また。