見る人によって変わるもの

鈴木です。
仙台は先日大雨が降りいつも以上に川が増水していました。
地震の影響で地盤の沈降とも関係あるのかも知れません。

川と言うことで先日車を運転しているとラジオでこんなことを言っていました。

「信濃川には名前が2つあるんですよ」

実は同じ川でも地域によって違う呼び名があるのは珍しくないようです。
信濃川の場合は新潟県、群馬県、長野県を流れていますが
長野県では千曲川(ちくまがわ)と呼ばれています。
しかも、全長367kmのうち信濃川と呼ばれているのが153kmなのに対して
千曲川と呼ばれているのは214kmなのです。

河川管理の関係上名称を統一しているようですが
昔からその地域に住む人たちにとってはなじみのある名前は残って欲しいものです。
しかも千曲川が信濃川の半分以上を占めているならなおさらです。

話が川の話ばかりになってしまいましたが
今年私にも後輩が出来て思うことがあります。

「同じ頃の私はどうだっただろうか。」

今の私だからこそ出来るアドバイスもありますが
その時の私はどのような気持ちでどれくらい仕事が出来ていただろうか
そしてどのようなときに意識が変わり行動を変えることが出来たのか

そのように考えると当時の私自身よりも出来ているのではないかと思うこともありますが
で、あればこそより出来る人になって欲しいとアドバイスをしています。

指導をしていると川の名称と同じです。
やっている人とそれを見ている人では印象は大きく変わることが多いです。
自分の目線と他人の目線は違うのだと気付くことがとても重要ですので
講師をしているとそこに早く気づいて欲しいと思い指導をしています。

鈴木

打たなければ響かない

こんばんは。吉田です。

5月半ばも過ぎ、新入社員研修も一段落つきました。

毎回様々な新入社員の方々を見てきました。

声が大きい人、小さい人。

反応が良い人、悪い人。

行動が早い人、遅い人。

話が上手い人、下手な人。

何かに優れ、何かに劣る。

毎回違う人が参加し、同じような問題をかかえています。

ただ、一つだけ言える事は、皆のびしろがある期待の新人だとういうことです。

最近講師をやっていて思うのは、

教えるよりも気付かせる事が重要だということです。

意欲的に訓練に臨む人は、多くの気付きを得る事ができますが、

意欲的でない人は、気付きが浅く記憶に残りません。

後者に対しどうすれば気付かせることができるのか?

それを考えるのが最近の私の楽しみです。

「打てば響く」という言葉がありますが、

新人には、

「打たなければ響かない」という考えを持って接する必要があると思います。

意欲的でないなら、とことんぶつかり、絶対に見過ごさない。

出来るまで何度でも挑戦させ、出来なければ厳しく指摘する。

危機感を感じる事で人はやっと知恵を使うようになります。

「どうすれば良いんだ・・・」

まずはここから。

考えるのではなく、まずは感じること。

Don`t think. feel!

会社の未来を担う新人のみなさん。

頑張って下さい!

仕事

先日、新卒の採用状況について聞きました。
宮城県内に関しては募集人数自体は横ばい。ちょっと安心
ただし、銀行初め企業の初動が遅く1ヶ月~遅れているとのこと。

また、震災のショックで身動きが取れない学生も多いと。
学生も多感な世代。きっと色々な気づきや動揺があり、落ち着かないのでしょう。

私も社会人になって10年経ちますが震災後、お客様と電話が繋がり、
初めて働く場所があるありがたさ、そして「普通に働ける」ということがどんなにありがたい事かを
実感しました。

お客様の中には、津波で5店舗も被害を受け、一時は研修を全てストップしたところがあります。
やむを得ない状況・・・当社で何かできることはないか、考えていたところに社長様の携帯から電話があり、
「今月派遣したい」
誰もが耳を疑いました。
「ええ?」
全社員で復興に向け頑張っている。研修をその足がかりにしたいという強い気持ちの表れでした。

当社も、ともに顔張って行かねば、と改めて強く思いました。

三塚(愛)

新緑の候!

お久しぶりです及川です!

最近暖かいなぁと感じる日が多くなってきましたね。
震災で、何となく気持ちの切り替えができていなかった方も、この
暖かで少しでも前を向く事ができればと思います!

私たちビジネス教育も、震災で新人教育ができなかった企業のため、
特設の新入社員特訓を今日からスタートさせました!

このような時だからこそ、新人たちには心から頑張ってほしいと思います!

話は変わりますが、先日映画「岳」を観てきました!
私も登った経験がある北アルプスの山岳救助隊の奮闘を描いた映画ですが、
何というか、、、、とても心がスッキリしました!

登山には、様々なルールがあります。

登山経験の無い方は初めて山のルールを知ると、「そんなルールもあるの!?」
と思う方も多いと思います。

しかし、実際に山に登り、そのルールに則って登山すると、如何にルールが大切で
あるのかが分かり、ルールがあるからこそ楽しめるということが分かります!

皆さんは自分の会社のルールをしっかりと理解しいますか?

決して皆さんを縛るものではなく、企業に属する全ての人間が公平に、そして充実した
生活を送るための大切な内容が書いてあるはずです!

私も、規律の大切さを指導する立場として、今一度守るべきものの確認、振り返りをしなければ
と映画を観て感じました!