失敗は成功のもと

鈴木です!

先日、宇宙開発スタートアップ企業のispace(アイスペース)が試みた
民間として世界初の月面着陸が達成されなかったというニュースがありました。

実は、このニュースが出るまでアイスペースという企業を知りませんでしたし
月面着陸に関する競争が近年活発化していることもあまり興味がありませんでした。

※月面着陸を達成したのは旧ソ連、アメリカ、中国の3か国のみ(有人はアメリカのみ)
※民間での月面着陸はイスラエル、インドが失敗。JAXAは断念。

しかし、記者会見での一言が私の心を打ちました

「着陸するまでのデータを取得しているのは非常に大きな達成で、次のミッションに向けた大きな一歩だと考えている」

失敗を次に生かそう、必ず成功させるという思いが感じられる一言ではないでしょうか?

少し前のH3ロケット打ち上げ失敗後の会見では「失敗」を強調しようとする記者の発言や報道が
話題になりましたが、失敗に目を向けるのではなく、そこから何を学び、挑戦し続けるかが大切なのだと改めて感じさせられました。

H3ロケットの報道を見ていた時は心に何かがつっかえたような気持になっていましたが、
今回は第三者として報道を見ていて失敗は残念ですが素直な気持ちでニュースを見ることができました。

失敗をとがめるよりも、挑戦したことを認められることで、
成功まで頑張ろうと思えるのだと思います。

これは、組織の中での部下指導でも同じことが言えます。

研修で指導する際にも、気を付けているポイントの一つであります。

目の前の相手がよりよくなるようなアプローチを心がけていきたいものです。

鈴木