ご無沙汰してます。吉田です。
本日の研修先へ移動中、路上の気温計を見ると、
な、なんと!
29度!
もう夏ですね。
さて、最近中堅社員の研修を担当する機会が増えています。
「中堅社員」とは、
一般的には新入社員として入社して3年目くらいから役職につくまでを言います。
※初級管理者まで含む場合もある。
主な役割としては以下の3つ、
1.後輩の育成
2.上司の補佐・代行
3.上司部下とのパイプ役 等が挙げられます。
しかし、研修の講義で上記3点について話すと、
「そうなのか知らなかった!」
という人が意外と多い。
正直なところを言いますと、
本当に初めて聞いたんですか?
日頃上司から言われてませんか?
と思ったりする事もありますが、言われてない可能性もあるのかも知れません。
しかし、上司が言ってないとしたら、なぜ言わないのでしょうか?
何か気を遣って言えない
言われなくても分かってよ
中堅社員なら当たり前でしょ
そもそもそんな役割だと思っていない・・・等々
いずれにしてもそれを伝えていないのは勿体ない事だと思います。
なぜなら、そんな役割だったのか!と気付く事で、
少しずつ行動が変化していくからです。※個人差はあります。
例えば、子供の頃夢中になったゲームにこのようなシーンがありました。
王様が青年を城に呼び出し
「おお勇者よ!世界の平和のために魔王を倒すのだ」
というシーンですが、この言葉があって初めて、
「あ~、俺は平和のために魔王を倒しに行かなければならないのか」
となるわけで、
そう言われなければ勇者は青年でしかなく、
誰かが平和をもたらしてくれるだろうと思うのではないでしょうか。
つまり、
「勇者は勇者として扱われなければ勇者にはなれない」
ということです。
言い換えれば、
「中堅社員は中堅社員として扱わなければ、いつまでも新人の延長になってしまう。
人の上に立とう、リーダーになろう等と考えなくなってしまう」
ということです。
※もちろん言わなくても勝手にリーダーをしてくれる人もいますが。
これは将来的に見れば企業にとって由々しき問題なのではないでしょうか。
次世代のリーダーを育てるのは大事、でも緊急では無い・・・
と目先の仕事だけを考えていると、いつの間にか
真綿で首を絞められるがごとく、時間とともに苦しくなっていく。
気付いた時には手遅れ・・・後を任せられる人がいない!
などということもあるかもしれません。
というより現に問題が表面化し苦しんでいる企業も出て来ているようです。
そこでご提案!
若手育成プロジェクト!
中堅社員に中堅社員としての自覚を持ってもらい、活き活きと活躍してもらうために、
「今日からあなたは中堅社員です。役割は云々です。」
という場(研修)を設けてみてはいかがですか?
「役職はありません・・・ですがあなたには中堅社員としての誇りを持って欲しい」
社長より期待を込めて・・・
そんな研修、素敵じゃないですか
ご興味がありましたら、貴社に合わせて研修プランをお作りしますのでご連絡下さい。
それでは、また。