鈴木です。
先日樹氷を見るために雪上車ツアーへ参加してきました。
宮城生まれの宮城育ちにもかかわらずこれまで一度も樹氷を見ていない・・・
そんな想いを持っていたのもこれで終わりだ!
と、一大決心をして予約していきました。
幸い当日の天気は快晴!
ついに念願の樹氷を見ることが出来る・・・
送迎バスが蔵王エコーラインを上り高度が上がるのに比例して
私のテンションも右肩上がりでした。
出発地点に到着すると周りは雪!雪!雪!
しかし、下界では味わえない寒さも樹氷を待ち焦がれる私にとってはなんてことはありません!
時間になり出発!
ガイドさんの軽快なトークに耳を傾けながらも
隣の幼稚園児と思われる女の子と一緒に、曇りがちな窓ガラス越しにじっと外を見ていました。
標高1,400メートルを過ぎると雪や風が次第に強くなってきました。
樹氷が出来るためには様々な条件が必要になります。
1.アオモリトドマツが育成していること
2.積雪が適量であること
3.風があること
やはり樹氷はこのような過酷な状況でしかできないのだなと感心していると
急に雪上車が止まりました。
「ホワイトアウトのため引き返します」
????????
どうやら先程まですごいすごいと思っていた外の天気は本当に凄かったようで
残念ながら樹氷を見ることはかなわず下山。
代わりに「樹氷の家」を見ることが出来たためツアー自体には満足でしたが
来年は樹氷リベンジを果たすべく家族と誓いを立て、バスに揺られながら帰宅しました。
ちなみに、アオモリトドマツの名前の由来は
北海道には生えていないため
「青森に留まる松」と言う意味だそうです。