見る人によって変わるもの

鈴木です。
仙台は先日大雨が降りいつも以上に川が増水していました。
地震の影響で地盤の沈降とも関係あるのかも知れません。

川と言うことで先日車を運転しているとラジオでこんなことを言っていました。

「信濃川には名前が2つあるんですよ」

実は同じ川でも地域によって違う呼び名があるのは珍しくないようです。
信濃川の場合は新潟県、群馬県、長野県を流れていますが
長野県では千曲川(ちくまがわ)と呼ばれています。
しかも、全長367kmのうち信濃川と呼ばれているのが153kmなのに対して
千曲川と呼ばれているのは214kmなのです。

河川管理の関係上名称を統一しているようですが
昔からその地域に住む人たちにとってはなじみのある名前は残って欲しいものです。
しかも千曲川が信濃川の半分以上を占めているならなおさらです。

話が川の話ばかりになってしまいましたが
今年私にも後輩が出来て思うことがあります。

「同じ頃の私はどうだっただろうか。」

今の私だからこそ出来るアドバイスもありますが
その時の私はどのような気持ちでどれくらい仕事が出来ていただろうか
そしてどのようなときに意識が変わり行動を変えることが出来たのか

そのように考えると当時の私自身よりも出来ているのではないかと思うこともありますが
で、あればこそより出来る人になって欲しいとアドバイスをしています。

指導をしていると川の名称と同じです。
やっている人とそれを見ている人では印象は大きく変わることが多いです。
自分の目線と他人の目線は違うのだと気付くことがとても重要ですので
講師をしているとそこに早く気づいて欲しいと思い指導をしています。

鈴木

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