ご無沙汰していました。佐藤です。
先日8日をもちまして、今年最後の営業マン特訓が終わりました。
今回もいろいろなドラマがありましたが、
今回の研修で一番印象に残った事を書きます。
研修5日目、最終日でした。めでたく修了生が出て、
修了生が晴々とした顔で、修了証明書を受け取ります。
修了した訓練生にとっては涙の晴れ舞台、
一方、延長になってしまった訓練生にとっては、
直視したくない現実でもあります。
確かに、延長者にとっては、自分の不甲斐なさ、悔しさ、苛立ち。
そのような負の感情に心が支配される事は分かります。
しかしながら、修了した人は、やはり同じ釜の飯を食べ、
苦楽を共にしてきた戦友であり、訓練の一番の理解者だったはず。
その人が修了したのであれば、努力を讃えるためにも、
悔しい気持ちは一旦グッと胸にしまい、
心から笑顔で万雷の拍手を送るべきではないでしょうか。
残念ながら、今回の延長者は、ほとんどが顔を上げませんでした。
私はこの光景を見て、延長者の心の在り方について疑問視し、訓練生に怒りをぶつけました。
延長者にあったのは、自分の心のどこかにある、「自分中心」の考え方。
自分が悔しいから、情けないからで、成功した人を祝えないのでは、
営業マンとしても失格なのではないでしょうか?
営業でも同じのはずです。自分中心では売れず、常に相手の事を思いやる姿勢や心に、
お客様は共感し、営業マンを認め、買ってくれるはずです。
今回、この光景を見て、改めて営業マンとしての原点について考えさせられました。
商売の原点は、信頼と、相手を思う気持ち。
この事を深く考えさせられた、自分にも実り多く、感慨深い営業マン特訓でした。
研修生の皆さん!必ず成果をたたき出すよう、講師一同祈ってますからね=!