お疲れ様です。三塚(愛)です。先日、現役の高校教師のお話を
聞く機会に恵まれました。今時珍しく熱い先生で、生徒のために
邁進する姿に、胸が熱くなり、聞いておりました。その中で、
「モンスターペアレント」
(学校に対して自己中心的で理不尽な要求を繰り返す保護者を意味する)
の話も出ました。具体的には、中傷の手紙を何通も送る、電話も何度も来る等、
精神的に参ってしまう先生も多いようです。余談ですが対応策として訴訟に備え
保険に入る教師も増えているようです。
びっくりする話ですが、企業でも今、退職願を本人が出すのではなくなんと
親が「息子を(娘を)辞めさせたい」と会社側に要求してくる例もあるそうです。
(ある会社で人事の方に聞かされました!)
自分の子供かわいさゆえの事なんでしょうが、実際、どうなんでしょう。
社会に出れば、腑に落ちないこと、割り切れないことは多々あります。
その度親が出て対応し続けていけば、本人の問題処理能力はいっこうに育ちませんし
親は大体子供より先に亡くなります。その後どうやって生きていくのでしょう?
同じ教育の場に立つ者として、色々と考えさせられました。
ある女性経営者の方がこう仰っていたのを思い出します。
「私も、そして私の子供達も所属する会社や近所、周囲にいる色々な方達に
育ててもらっている事を忘れてはいけない。だから私も、
自分の会社の社員を我が子のように育てるんです」
こんなおおらかな気持ちで、子供達の可能性を信じてやりたい!
そして現教師の皆さんには熱いエールを送りたい!
そう強く思いました。