フロド

こんばんは、吉田です。

 

先月映画を観てきました。

 

『ホビット 思いがけない冒険』という映画です。

 

原作はJ・R・R・トールキンの小説『ホビットの冒険』で、『指輪物語』の前日譚にあたります。

 

『指輪物語』を映画化したのが『ロード・オブ・ザ・リング』ですが、その3部作を監督したピーター・ジャクソンが本作でも監督を務めているということもあり、とても期待して観に行きました。

 

映画は期待を裏切りませんでした。

…いや、期待以上の出来で興奮して帰ってきました。

 

しかし、映画好きはここでは終わらないのです。

 

早速、レンタルビデオショップに行って『ロード・オブ・ザ・リング』をレンタル。

後日、『ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔』をレンタル。

またその後日、『ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還』をレンタル。そして鑑賞。

 

気分はすっかりアラゴルンです(笑)

※映画観てない人すみません。

 

映画の見方、感じ方は人それぞれだと思います。

『ロード・オブ・ザ・リング』を観て私が学んだことは、人は弱い生き物だと言うことです。

 

主人公のフロドが指輪を捨てる使命を負い、庭師のサムと辛く長い旅に出るという話ですが、その中でフロドは何度も指輪の誘惑に負けそうになったり、使命を果たすことを諦めようとします。

しかし、その度に庭師のサムがフロドを励まし、勇気づけ、目的地に向けて一歩ずつ近づいていきます。

実はこれだけでも素晴らしい映画だと私は思うのです。

 

ただ、別の見方をするとフロドがいなければ、サムという役割は存在しないということです。フロドが屈強な男でないからこそサムは輝き、力を発揮するということです。

フロドがいるからこそのサムであり、サムがいるからこそのフロドなのだと感じました。

 

相手を助けているつもりが、実は自分が救われている。

本当は弱いんだけど、あなたがいるから強くいられる。

 

こんな感覚皆さんにはありませんか?

 

「教えているようで教わっている」

これは仕事でいつも感じることです。

 

それでは、また。

 

■おまけ

 

『ロード・オブ・ザ・リング』鑑賞後、妻に感想を聞かれたのでこう答えました。

 

「人間は弱い生き物。だからこそお互いの存在を認め支え合って生きていかなくてはいけないんだね。フロドを見てつくづく思うよ。」

 

それに対して妻、

「ふーん。そういうこと考えてたんだ。でも…フロドは人間じゃないけどね。」

 

叫び