こんばんは、吉田です。
アメブロに移転してはじめて記事を書きます。
宜しくお願いします。
さて、先日『ラビリンス/魔王の迷宮』という映画を見ました。
これは1986年にアメリカで制作されたファンタジー映画です。
子供の頃に一度観たことがあり、レンタルショップで見かけてつい借りてしまいました。
ストーリーは、主人公である少女の失態(失言)により、弟をゴブリンの王にさらわれてしまい、少女がゴブリンの世界に弟を助けに行くというものです。
冒険を通して少女の心の成長を描いています。
その中でとても印象的だった台詞がありました。
それは、少女がやっとの想いでゴブリン城の近くまで来た時のことです。
魔王が現れ邪魔をしようとするのですが、それに対し少女が・・・
少女「こんなの不公平よ!」
魔王に抗議するも、それに対し魔王が即切り返します。
魔王「世の中に公平なことなんてありはしないのだ」
私はこの言葉を聞いた時に正直スカッとしました。
それは、魔王が少女に対し世の中の厳しさを端的に現した言葉であり、私が長年抱えてきた悩みに対する答えだったからです。
私は常に、人に対し公平で分け隔て無く接したいと思っていました。
それは、人によく見られたいということもありますし、そうすることが成熟した大人の対応だと思っていたからです。
しかし、相手の言動や行動、関係性によっては、そうする事が難しいこともありました。
そんな時は自分の理想と現実とのギャップに苦しみ悩みました。
しかし、そもそも世の中に公平なことはないのだと考えると、とても気が楽になります。
無理に公平に接しようとしてきた自分は、なんて窮屈な考え方をしてきたんだと思います。
又、「世の中に公平なことはない」と考えると、それならばできるだけ人に対し公平に接しようという気持ちさえ生まれてきます。不思議ですね。
本当は映画の途中で寝てしまったのですが、印象に残る言葉が出てきましたので、映画の評価は★2つです。
ちなみに、私の記憶により台詞が脚色されている場合がありますので、悪しからず。
又、今回書いた内容はあくまでも私が感じたことであり、本編で伝えたかった制作者の意図とは、おそらく違うと思いますので、ご了承下さい。
それでは、またお会いしましょう。